この大学のポイント
欽州学院の基本情報
- 住所
- 欽州市西環南路89号
- 校内の位置
- 行政弁公楼1階
- 事務所名称
- 国際交流処
- 業務時間
- 07:40-11:40
- 14:30-17:30
- 立地特性
- 沿海/中都市/郊外
- 語学留学生のキャンパス
- 本キャンパス
- 語学留学生部門の規模
- 小規模校
- 留学生受入れ開始
- 2007年
- 空港出迎え(指定期間)
- 500元
- 空港出迎え(指定期間外)
- 500元
- 出迎えをする空港
- 南寧空港
- 直行便がある日本の都市
- 大阪、静岡
留学生の内訳
日本及び上位出身国の学生数
- 日本
- 0人
- タイ
- 29人
- 語学留学生の総数
- 30人
留学生の出身地比率
- 東アジア
- -
- 東南アジア
- 100%
- 西アジア
- -
- ヨーロッパ
- -
- アフリカ
- -
- 北米
- -
- 中南米
- -
- オセアニア
- -
年齢構成
- 30歳以下
- 100%
- 31~40歳
- -
- 41~60歳
- -
- 61歳以上
- -
授業とクラス
授業時間など
- 1クラス平均人数
- 15.0人
- レベル分け
- 2段階
- 1コマ時間数
- 40分
- 週あたり授業コマ数
- 21~22コマ
- 日本語学科の有無
- なし(第2外国語は有)
カリキュラム
- 中級一
- 数
- 経済地理
- 3
- 新聞講読
- 3
- HSK
- 2
- パソコン
- 3
- 古代漢語
- 5
- 現代経済
- 3
- 作文
- 3
- 中級二
- 数
- 酒店漢語
- 3
- 文法
- 3
- 翻訳
- 2
- 新聞講読
- 3
- パソコン
- 3
- 習語俗語
- 3
選択科目
留学生寮
寮費と諸費用
- 4人部屋4人
- 250元/月
- 保証金
- 200元
- 水道
- #1
- 電気
- #1
- ネット
- 40元/月
- 初回支払
- 1学期分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- 有
- テレビ
- なし
- 電話
- なし
- エアコン
- なし
- トイレ
- 有
- シャワー
- 有
- バスタブ
- なし
- コンロ
- なし
- 電子レンジ
- なし
- 冷蔵庫
- なし
- 洗濯機
- なし
※ 寮費は長期割引料金 #1 毎月一定度数まで無料
周辺施設(直線距離)
- 銀行
- 2.4km
- ATM
- 2.4km
- 郵便局
- 校門前
- スターバックス
- なし
- マクドナルド
- 3.7km
- KFC
- 3.7km
- 大型スーパー
- 3.5km
- 地下鉄最寄り駅
- なし
留学募集要項
入学条件
- 学歴条件
- なし
- その他条件
- 健康である者
費用
- 1学期
- 1学年
- 申請料
- 300元
- 300元
- 授業料
- 4,000元
- 8,000元
- 1学期
- 1学年
- 教材費
- 実費
- 実費
- その他
- なし
- なし
募集日程
- 年度・学期
- 12年春学期
- 申請締切り
- 12月31日
- 入学手続き
- 03月01~04日
- 授業開始
- 03月08日
- 中間テスト
- 05月中旬
- 期末テスト
- 07月上旬
- 終了
- 07月上旬
- 年度・学期
- 12年秋学期
- 申請締切り
- 06月30日
- 入学手続き
- 08月30日-09月02日
- 授業開始
- 09月06日
- 中間テスト
- 11月上旬
- 期末テスト
- 01月上旬
- 終了
- 01月上旬
- 海外保険
- 加入義務なし
提出資料
- 入学申請書
- 要
- パスポートコピー
- 要
- 卒業証明書
- 在学証明書
- 成績証明書
- 履歴書
- 健康診断書
- その他
欽州学院の写真
-
図書館
-
行政楼
-
学生食堂
-
4人部屋
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4人部屋
-
4人部屋
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バストイレ
-
バストイレ
-
バストイレ
「欽州学院」ページからのお問合せ
広西自治区南部の欽州市にある師範学校を前身とする総合大学。自治区首府の南寧市からは高速バスで2時間弱。街の中心部は車で10分もあれば走り抜けてしまえるような規模である。南シナ海に近い南国で、気温は真冬でも5度程度までしか下がらない。取材時は11月下旬であったが、半袖姿の市民も見かけるほどであった。
1973年に3年制の師範学校として創設されたのち、2006年に4年制総合大学となった。現在では学科の半数弱が理工系である。学生数は1万1千人であるが、3割ほどの学生は市内の別キャンパスにいる。このため、留学生が学ぶ本部キャンパスは非常にこじんまりとしている。
学生の大半は広西自治区出身で、農村から出てきた学生が多い。学生同士の会話は広東語ベースの広西方言が主である。普通話はもちろん話せる。
留学生の受入れは2007年に開始した。一時ベトナムからの留学生が在籍した時期もあったが、現在ではタイの提携大学の中国文学専攻の学生が毎学期10人前後在籍するのみである。日本人は過去に在籍したことはない。
タイからの学生は主に中級レベルであり、中国語以外に中国経済なども含んだ専用のカリキュラムを組んでいる。初級または高級レベルの学生が来た場合は、別途クラスを設けるとのこと。また、中級レベルの学生が来た場合は、中国語など共通科目は同じクラスで受講し、それ以外は別扱いで授業を行うとのこと。
ただし、語言留学生の場合、学費は1学期5,000元、1年8,000元で、授業数は週16コマとなる。平均的な20コマに換算した場合、それぞれ6,250元、10,000元となるので、全国平均と比較すれば割安である。
外国語学部はあるが日本語学科はない。外国語学部の学生の多くが第二外国語で日本語を選択しているほか、対外漢語専業(外国人向け中国語教員養成課程)もあり、さらに市内に日本人がいないため興味本位で集まってくる学生も期待できるので、互相相手の確保に不自由することはないだろう。
留学生寮は上がベッド、下が机の2段ベッドのようなものが4つ並ぶ4人部屋だけである。小さな扇風機があるだけでエアコンはない。大学側は猛暑は夏休みの時期だけと言っているが、1年を通して湿度が80%前後であり、緯度的にもベトナム北部と変わらないような地域である。日本人としては初春から晩秋にかけてはそれなりの暑さを覚悟した方が良い。
その分、寮費は月額250元と極端に安い。学費の安さ、地方都市ゆえの物価の安さなどもあり、できるだけ低コストで留学したいという向きには良いだろう。
寮ではタイからの留学生と同室になる。彼らは主に20歳前後であるため、30歳前後以上の社会人留学生の場合、人によっては距離の取り方に苦労するかもしれない。あくまでも人によるが。
大学は市の西郊にあるが、中心部まではバスで10分ほどである。市内には大型のスーパーが3件あり、一通りのものが手に入る。日本料理店は市内になく、日本の食材も売られていない。地方都市への留学で日本並みを求めること自体に無理があり、どうしても食べたければ週末に南寧まで出ればよい話。
いわゆる田舎の小規模校で、タイ人学生と同じ科目を除くと少人数クラスで、特に初級、高級クラスはかなりの確率でマンツーマンとなる。日本人が1人もいない環境で、中国人学生との交流もしやすい。
エアコンがないなど不便な面もあるにはあるが、その代わりコストは大幅に抑えられる。少人数クラスで且つ中国語以外に使いようがない生活で、実戦的な聴力、会話力を短期間に身に付ける環境としてはかなり恵まれていると言えるのではないか。